避けたい月極駐車場のトラブル、4例の解決方法と対策

住んでいるマンションやアパートに駐車場がない場合、月極駐車場に車を駐車している人も多いでしょう。車通勤の人は、職場の近くに月極駐車場を借りるケースもあるかもしれませんね。月極駐車場を利用するときには、こういった場所で起こりがちなトラブルについてもある程度知っておいたほうが安心です。今回は、月極駐車場でのトラブルの例や対応方法、対策について解説していきます。

トラブル1、車へのいたずら

夜間や早朝などの人通りの少ない時間帯に車を駐車していると、フロントガラスやタイヤなどにいたずらをされるケースがあります。なかには、ワイパーを折られたり、タイヤに釘を刺されたり、といった悪質ないたずらも見られますので、注意が必要です。

月極駐車場には土地や建物の持ち主や所定の管理者がいて、ガードマンなどが常駐している場合もありますが、このような人でも常に駐車場を見張っているわけにはいかないのが現実です。多くの駐車場は時間帯によって無人になるため、いたずらをされるリスクもアップします。

万が一、月極駐車場を利用している間に車にいたずらをされてしまったときには、すぐに管理者に連絡しましょう。状況を正確に伝えるためには、いたずらの状況を撮影した写真が役立ちます。気付いた時点で、スマホなどで撮影をして証拠を残しましょう。

駐車場に防犯カメラなどが設置されていると、ある程度人の出入りがチェックできます。写っている人が判別できれば、犯人の目ぼしもつきやすくなるでしょう。修理が必要な場合やたびたびいたずらが繰り返されるときには、警察にも相談をしておいたほうがいいかもしれません。

トラブル2、盗難

全国的に増えている車上荒らしは月極駐車場でも発生しています。ガラスを割って鍵を開け、車内にある財布や貴金属などを持ち去ったり、カーナビを取り外して盗んだりするケースは後を絶ちません。車の外側についているタイヤやホイルなどの外装部品を盗むケースも増えています。

こういった車上荒らしは、一般的に人気のない時間帯に発生率が高くなります。夜間から朝にかけてはとくに発生件数が増えてきますので、月極駐車場を利用するときにも注意しておきたいところです。車上荒らしの場合は、大阪や東京などの都市部で多く発生しています。地方でも徐々に被害が増え始めているため、地域を問わず油断ができないのがこの手のトラブルです。

盗難の被害に遭ったときには、まず警察に連絡をしましょう。指紋などがついている可能性もあるので、できるだけ現場に触らないようにして警察の到着を待ちます。

この時に、駐車場の管理者にも一報入れておくと、後から説明をする手間が省けます。できれば管理者にも一緒に立ち会ってもらって、現場検証を受けましょう。盗難に遭ったときには、盗まれた品物の価値にかかわらずうやむやにしないことが大切です。

トラブル3、事故

出会い頭に他の車とぶつかったり、歩いている人に車が接触してしまったりするトラブルは、月極駐車場でも日常的に起きている事故の1例です。屋外の駐車場の場合、夕方以降は一帯が薄暗くなりますので、誤って事故を起こしてしまうケースもでてきます。

自分が事故を起こしてしまったときには、車から降りて相手の状況を確認し、警察に連絡をします。軽い接触事故の場合などは、どちらに非があるかわからない場合もあるでしょう。こういったときには、感情的にならずに冷静に対応するのがポイントです。不利な発言などをしてしまわないように、慎重に振る舞いましょう。

自動車保険に加入しているときは、保険会社にも連絡をします。月極駐車場で起こった事故は、通常は当事者同士の問題として扱われます。設備の不備などが原因になった場合を除き、管理者側は問題に関わらないことが一般的です。事故が起こった場合の対応は、月極駐車場によっても違います。契約書などでルールを確認して、その都度必要な対応をしましょう。

トラブル4、無断駐車される

自分の駐車スペースに、他人の車がある……不正駐車は、月極駐車場ではとくに多いトラブルと言えます。不正駐車をしている車の運転者と直接顔を合わせることがあれば、月極駐車場であることを伝えて、車を他の場所に移動してもらうのが1つの方法です。

車の持ち主が月極駐車場であることを知らない可能性もありますので、最初は丁寧に事情を話したほうがいいでしょう。

持ち主と会う機会がない場合や、自分で話をするのが怖いときには、駐車場の管理者に相談をして対応してもらいます。月極駐車場は一定の料金を払って利用するスペースですので、不正駐車は明らかなルール違反です。毎回同じ車が駐車している、車が長期間放置されているといった場合には、貼り紙などでの警告が必要になる場合もあります。

このようなトラブルは、管理者と相談をしながら対応を進めていくのが事態を大きくしないコツです。

自分でできる防止策

施錠の徹底

トラブルを避けたいときには、自分でもある程度対策をしておいたほうがいいでしょう。例えば、施錠を徹底するようにすれば、車上荒らしなどの盗難の被害を最小限に食い止められます。鍵を閉めないで車の側を離れると、それだけトラブルに遭うリスクが高まります。車を離れるのが短い時間であっても、油断は禁物です。

車内に貴重品を置きっぱなしにしない

外から見えるところに財布などの貴重品をおかないようにするのもいい方法です。フロントガラスから貴重品が見えてしまうと、車上荒らしのターゲットになりかねません。貴重品は車の中に置かないようにし、他の品物もダッシュボードの中などにしまうのがベストです。車の中を整理整頓しておくと、盗難の被害に遭うリスクも減らせます。

防犯カメラやドライブレコーダーの活用

小さいサイズの防犯カメラは、軽自動車にも簡単に設置することが可能です。置き時計型やランプ型のカメラなどは配線の必要もなく、機械が苦手でも簡単に設置ができます。小型のカメラは価格も比較的安く、維持するうえでのコストも余りかかりません。

カメラを選ぶ際に気を付けておきたいのは、機器のスペックです。撮影できる環境や角度、距離などは製品によって異なります。撮影したい場所と機器のスペックが合っているかどうかを確認して商品を選べば、しっかりと状況を記録できるでしょう。

市販のドライブレコーダーもトラブル対策に活用できるアイテムです。トラブルが起きた場合、相手と主張が食い違う可能性がありますが、このような状況で証拠となる映像を確認できます。盗難やいたずらの被害を主張する際にも証拠が必要になる場合が多いので、状況を記録できるように対策しておくのがベストでしょう。

月極駐車場のトラブルは多い!普段から対策を

月極駐車場でのトラブルは、地域を問わず増えています。ご紹介したようなトラブルについて知っておけば、対策も立てやすくなるかもしれません。普段から対策を講じておくと、いざトラブルが起きたときにもベストな対応がしやすくなり、トラブルを防ぐことにもつながります。月極駐車場を利用するときには対策を立てておきましょう。

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